福岡の代名詞のひとつ、とんこつラーメン!
こってりだったり見た目と違って意外とあっさりだったりと、
まぁ一度食べたらやみつきになるのが博多とんこつラーメンですよね!
まだ食べたことがない方、一度は福岡に来てとんこつラーメンをぜひ味わっていただきたいと思います。
そこでお店でのちょっと通な注文の仕方やより美味しく食べるコツをご紹介します。
博多とんこつラーメンの特徴
博多とんこつラーメンの特徴のひとつ!とにかく麺が細いです。
何でもその昔、せっかちな博多人のために、茹で時間が短縮できるようにと麺を細くしたのが始まりだとか…
また、ラーメン屋台が多く立ち並ぶ長浜地区には鮮魚市場があるんです。
で、ここの競り人が空いた時間に素早く食べられるようにと麺を細くしたという説もあるようです。
諸説あるようですが…
「早よせんね!」
「まだ出来んと?」
とにかく博多の人はせっかちです(笑)
替玉システム
細い麺ゆえに関東のラーメンに比べると麺の量は少ないかもしれません。
しかし大盛りにすると細い麺は短時間で伸びてしまいます。
そのため麺のみをおかわりする「替玉」というシステムがあります。
「替玉」を注文すると茹でた麺がお椀に入れられて来ます。
それを残しておいたスープに投入します。
食いしん坊な方ですと、2~3回替玉する光景を見ることがあります(笑)
替玉にはゆで方バリエーションがある
そして、この細い麺をさらに自分流にアレンジしたがるラーメン通が博多には、たくさんいます。
良く牛丼チェーン店で汁多めの牛丼を注文する際に「汁だくで!」なんて言うアレです。
同じような感じで麺の硬さ(茹で時間)を変えることができます。
福岡の一般的なラーメン店だと「カタ」「普通」「ヤワ」の3段階が多いです。
文字通り、硬め→普通→柔らかめですね!
しかし長浜系ともなると普通よりかたい麺のバリエーションが凄くなります。
普通
お店の人が、一番美味しいと思っている茹で時間でしょう
カタ
麺に歯ごたえがあり、シコシコした感じです。
細麺が伸びるのが早いからでしょうか。
バリカタ
「バリ」は博多弁で「すごく」という意味です。
その名の通り凄く歯ごたえのあり、芯が残った感じでしょうか。
ハリガネ
文字通り、針金です。
もちろんバリカタよりもかたいです。
もはや生っぽいです。
コナオトシ
茹で時間は2~10秒くらいです。
粉を落とすためにお湯に通すだけという…もう生麺ですね。
もちろんこの領域は玄人のみの注文スタイルです。
ユゲトオシ
もはや、茹でません。
湯気に通すだけなんだそうです。
わたしも注文する所を見たことはありません。
良い子は真似しないでください(笑)
お腹壊します。
ということで、初心者はまず、お店いち推しの「普通」からスタートしましょう!
そのあとの替玉は「カタ」が一般的です。
それはなぜ?
私の場合は何となくなんですが、少し冷めたスープにはこの少し歯ごたえのある麺の方が美味しく感じます。
ぜひ、頼んでみてください!
機会があれば「バリカタ」にもぜひ挑戦して見てください。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。