夏場に流行する手足口病ですが、子どもがかかる病気と思われがちですね。でも実は大人もかかる事があるんです。
もしお子さんが手足口病にかかってしまった事が早期にわかれば、
大人がうつらないための対策もできます。
手足口病の初期症状を見極めて感染予防にお役立て下さい。
手足口病の初期症状
まず初期に見られる症状としては、口の中の痛みです。
お子さんの口の中を覗いてみてください。
白いブツブツがたくさん現れます。
これだけですと口内炎の疑いもあるのですが、さらに手の甲や手のひら、足の裏などにも白い水疱があるようでしたら、手足口病の可能性が高いです。
個人差はあるのですが、手足の発疹は痛みがない場合もあります。
この段階で受診することができれば治りも早いかと思います。
大人が感染すると
大人の手足口病は子どもよりも症状が重い場合があるようです。
手のひらなどがピリピリとかゆくなり、やがて水疱が現れます。
症状がすすむと発疹が手足に現れて、かゆみや痛みを伴います。
このようなつらい症状が1週間から10日ほど続きます。
人によっては高熱がでることもあり、喉が腫れてしまう場合もあります。
法的には会社を休む義務はありませんが、人にうつしてしまう事がありますので、自宅で安静にしておくことをオススメします。
手足口病の治療法は
実は特別な治療法はありません。
乳幼児が手足口病に感染しても処方されるお薬はないと思います。子供の場合は特に時間が経てば治ってしまいます。
しかし大人の場合は、発疹に強い痛みやかゆみがでますので、抗ヒスタミン系の飲み薬を処方されることがあります。
あとは水分をたくさん取って安静にしておくことです。
うつらないようにするには
手足口病にかかると2週間~4週間ほど体内にウィルスが潜伏します。
そのため排便に大量のウィルスが潜んでいます。
お子さんのオムツ交換には細心の注意が必要です。交換するときは使い捨てのビニール手袋を使用して、毎回、捨てるようにしましょう。
飛沫感染にも注意してマスクをするようにしてください。
手洗いやうがいも欠かさずに行うようにしてください。
まとめ
大人が手足口病に感染すると、つらい思いをしてしまうので感染予防をしっかりしましょう
もし手足口病にかかってしまったら早めに専門機関での受診をお勧めします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。